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2010/08/19

あなたの視野を広げる「なぞなぞ」の発想法②

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こんにちは。

前回の続きになりますので、まだ読んでない方は、先に前回の記事をどうぞ
とりあえず簡単にまとめると



  • おじいちゃんのなぞなぞがヒドかった


  • なぞなぞの発想は考えたを広げる上で重要

うん、サンプル号って、まとめたら2行で終わる内容だったんですね。

よくあるよくある!

では、内容に入りたいと思います。


■なぞなぞ

まずは簡単な「なぞなぞ」を出しますので、考えてみて下さい。

Q1.ボールの中には空気が入っています。じゃあ浮輪の中は?

Q2.とある梅雨時期、女性が傘を持って歩いていました。

  その女性は、頭から足のつま先まで、

  全く濡れずに目的地まで辿りつくことが出来ました。

  なぜでしょう?

では、以下に答えを書きますね。

Q1の答え
浮き輪の中はカナヅチ(泳げない人)

Q2の答え
雨が降っていなかったから(傘は日傘だった)

どうだったでしょうか。ちなみに僕は

Q1は「浮き輪の中には空気を入れた人の『愛』がこもっている」と答え、

Q2は「女性は雨を高速で避けられる程度の能力を体得しているに違いない」と答え、
見事に撃沈しました。


■なぞなぞの発想法

この「なぞなぞ」の出題の仕方には、共通する部分があります。
それは巧みな発問の仕方によって、「先入観を植え付ける」ということです。

Q1では「ボールの中には空気が入っている」というボール自体の中身を指しています。
しかし「浮き輪の中」というのは浮き輪自体の中身ではなく、浮き輪の空いた部分を指しているのです。
これは「ボール自体の中身を言っているから、浮き輪自体の中身はなんだろうなぁ」という、
自分で勝手に作り上げた「先入観」によるものです。そしてそれが、答えを見つけられない最大の原因になるのです。
Q2も同じように「梅雨時期」「傘」という言葉によって、
「雨が降っている」という「先入観」を作るように仕向けられているのです。

話はズレますが、僕が日本のみならず
全世界でモテモテというのは、先入観じゃなくて妄想です。

…はい。


■なぞなぞの考え方を日常の考え方に当てはめる
勝手な思い込み、とある固定概念、とある既成概念が「先入観」を作り上げます。
これは日常でもよくある事ではないでしょうか。

「あの人の考えは誰にも理解できない」

「○○生まれの人は○○だから困るんだよ」
「血液型が○型の人って○○だよねー」 

という論調があったりします。

でも、それは自分の「先入観」が理解を邪魔をしている場合はありませんか?
自分の「先入観」が、相手を身勝手に評価している場合はありませんか?
上辺だけの情報で、全てを把握しているような気持ちになっていませんか?

「先入観」を持つと、そればかりに目が向いてしまい、本質が霞んでしまいます。
重要なのは、自分の「先入観」を越えたところにあるのかもしれませんね。

勝手な思い込みに気付き、固定概念に縛られず、先入観に囚われない。
そんな「なぞなぞの発想法」を心がけてみてはいかがでしょう。


■まとめ

・先入観による思い込みは意外と多い
・先入観によって上辺だけの情報しか見ていないことがある
・先入観を越えたところに、本当に重要な部分があることも多い

子どもが楽しんでいる「なぞなぞ」は 、そんな先入観を持たないための「遊びながらのトレーニング」とも受け取れますね。
大人になっても、そのような完成は持ち続けたいものです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 

  「必ずウケるなぞなぞしようか?」と、ハードルを自分で思いっきり上げたせいで
大変な事になったのは良い思い出です。

科学で解明できない「なぞ」を知るのも、大切なことですね。

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